喜芳の創作念珠 ~堀川一条戻橋~

喜芳の創作京念珠。
平成21年度「京の名工展」出展作品。
堀川にかかる一条戻橋。古き良き京都に流れていた美しい堀川。
そこに言々伝えられている物語をイメージして作りました。

◆エジプトの要素
本作品の制作前に喜芳は友人に会いにエジプトへ行っていました。
滞在中に得たインスピレーションが、配色として本作品にも生かされています。

◆喜芳工房 

・平日 9:00~17:00
・〒603-8083 京都府京都市北区上賀茂向縄手町40-1
 ※グーグルマップ等で「きほうこうぼう」で検索していただくとルート検索がご利用いただけます

Kyoto rosary created by Kiho.
A work exhibited at the 2009 Kyoto Master Craftsman Exhibition.
Ichijo Modori Bridge over Horikawa. The beautiful Horikawa that used to flow through good old Kyoto.
She made it with the image of the story that is told there.

◆Egyptian elements
Before making this work, Kiho went to Egypt to see her friend.
The inspiration She got during her stay is also used in this work as a color scheme.

【喜芳とは?】

大正9年京都府生まれの念珠師です。13才で念珠屋へ奉公に入り、以来、倒れる寸前まで念珠を作り続けました。
平成16年に京都府伝統産業優秀技術賞を念珠師として初受賞。
2023年現在、念珠師として「京都府伝統産業優秀技術賞」を受賞した技師は、喜芳を含めてたった3人です。
名工として、平成18年~平成26年まで名工展に創作念珠を出展しており、その独自性は分野内外から高く評価されました。

喜芳の技術と想いは、喜芳工房の職人たちに受け継がれています。

【喜芳工房とは?】

喜芳が健在であった時から現在に至るまで、職人を養成しています。この職人たちが所属する工房を「喜芳工房」と呼んでいます。

喜芳は、弟子の一人ひとりの適正を見極めて、それぞれが得意な工程の技術を伸ばすことを大事にしていました。
そのため、職人はそれぞれ得意な分野が「珠をとおす」、「軸を編む」、「房を付ける」、などはっきりと分かれています。

その結果として、一つひとつの工程のスペシャリストが育成されています。
各工程で高い品質のパーツが仕立てられているため、最終的にすべてを組み合わせたときに、クオリティの高い製品に仕上がります。