喜芳の創作京念珠。
平成20年度「京の名工展」出展作品。
「茜(あかね)さす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」
万葉集の額田王(ぬかたのおおきみ)
念珠師・喜芳が、この歌をテーマに、房の配色や形を工夫し、十二単のように仕立て上げました。
機会がございましたら、ぜひ、サロンで現物をご覧くださいませ。
喜芳工房では、サロンの見学や、喜芳工房の数々のお念珠をご覧いただけます。
ご予約不要ですので、お気軽にお越しくださいませ。
◆喜芳工房
◇北山本店◇
・平日 10:00~17:00(土日祝は事前のご予約で、できる限りご対応させていただきます。お気軽にご連絡くださいませ。)
・〒603-8083 京都府京都市北区上賀茂向縄手町40-1
※グーグルマップ等で「きほうこうぼう」で検索していただくとルート検索がご利用いただけます
※京都駅から車or電車で30分ほどです
◇烏丸店(ハンケイ5mショップ内)◇
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・月水金土 11:00~19:00
・〒600-8412 京都府京都市下京区二帖半敷町652 からすま京都ホテル1F
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【喜芳とは?】
大正9年京都府生まれの念珠師です。13才で念珠屋へ奉公に入り、以来、倒れる寸前まで念珠を作り続けました。
平成16年に京都府伝統産業優秀技術賞を念珠師として初受賞。
2023年現在、念珠師として「京都府伝統産業優秀技術賞」を受賞した技師は、喜芳を含めてたった3人です。
名工として、平成18年~平成26年まで名工展に創作念珠を出展しており、その独自性は分野内外から高く評価されました。
喜芳の技術と想いは、喜芳工房の職人たちに受け継がれています。
【喜芳工房とは?】
喜芳が健在であった時から現在に至るまで、職人を養成しています。この職人たちが所属する工房を「喜芳工房」と呼んでいます。
喜芳は、弟子の一人ひとりの適正を見極めて、それぞれが得意な工程の技術を伸ばすことを大事にしていました。
そのため、職人はそれぞれ得意な分野が「珠をとおす」、「軸を編む」、「房を付ける」、などはっきりと分かれています。
その結果として、一つひとつの工程のスペシャリストが育成されています。
各工程で高い品質のパーツが仕立てられているため、最終的にすべてを組み合わせたときに、クオリティの高い製品に仕上がります。
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